学校に着くと、由優は繋いでいる手へと視線を落とす。 そっか… 学校だもんな…。 由優は顔を真っ赤に染めていた。 校門の前で立ち止まっている俺たちの横を時折、生徒たちがチラッと見ながら通り過ぎていく。 あまり見るんじゃねぇよ、由優がますます恥ずかしがるじゃねぇか… そう思いながら、俺たちを見て行く生徒に鋭い視線を飛ばした。 そして、繋いでいた手を離そうと力を緩ようとすると… 「理緒…、このまま…手を繋いで教室まで行ってもいいかな…?」