冷たかった由優の手に、少し温もりが戻った後、俺たちは手を繋いで学校へと歩いた。 一週間前は、由優が歩きにくくないようにと、自分のペースよりもゆっくり歩くことを意識してたけど… 今は、もう無意識になってきている。 自然と歩幅が狭くなって、由優の隣を自然に同じペースで歩いているんだ…。 由優は時折、“私の歩く速度…遅すぎない?”って気にしてくれるけど… このペースで歩き出すと、案外心地よくてハマるんだよな…。