「ったく…、なんで由優のことをわざわざ話したんだよ…。」 「玄関に由優先輩の靴あったから、聞かれて答えただけだよ…。言っとくけど俺から話したわけじゃないから…。それより…、そのうち母さんが理緒兄の部屋に来るかもよ?」 チラリと部屋の外にカナは視線を向けた。 はぁ…。 せっかく由優と甘い雰囲気になれると思ってたのに…。 こうなったら仕方ねぇな…。