フルフルと首を振った後、ため息を零していると…




“ガタンッ”


さっきよりも大きな音が聞こえてきて、ビックリした私は、ベッドの方を見つめた。


ど、どうしたんだろう…。何かあったのかな…?


白いカーテンで中の様子が分からないだけに、余計に気になってしまう。


体の調子が思わしくなくて、苦しんでるのかもしれない…。


それとも、ベッドから体を起こそうとして倒れたりしたんじゃ……


そう思ったら、いてもたってもいられず、ベッドを囲んでいる白いカーテンの前まで来ていた。