「そうそう、来月のことは、ちゃんと内緒にしてあるよ…。というよりも由優自身が忘れてるみたいなんだけどね。」
「そうなんですか…。あの…俺の勝手なお願いなのに、すみません…。」
「そんなことないよ。由優も、その方が喜ぶだろうから…。それじゃあ、おやすみ。」
由優のお父さんは優しく笑いながら言うと、音をたてないように静かに1階へと降りていった。
由優のことはもちろんだけど、俺にも同じように優しく温かく接してくれるなんて…
素敵な人だな…由優のお父さん…。
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