「……りお?」 目が覚めたばかりのためか、ボンヤリと潤んだ瞳で俺を見る由優にニッコリ微笑んだ。 「具合どうだ?寒気とか、苦しいところとかない?」 由優の頭を撫でると、コクンと頷いた後、“大丈夫…”という答えが返ってきた。 「私…結構寝ちゃってたんだね…。」 チラリと由優は部屋の時計に視線を向けた。 「眠れて良かったな…。少し顔色よくなった感じがする…。」 頭を撫でていた手を頬に滑らせると、熱っぽさが殆どなくなっていた。