「由優!」 公園に入ると、すぐに理緒が駆け寄って来てくれた。 「理緒、ま…待たせちゃってごめんね…。」 息をきらしながら喋ると、理緒は私を包みこむように抱きしめた。 「俺も来たばっかりだから、気にするなよ…。こんなに息があがるまで走ってきたら苦しいだろ?大丈夫か…?」 背中をゆっくりさすりながら、優しく声をかけてくれる理緒に、私はコクンと小さく頷いた。