「由優…」 その言葉が合図になって、もう一度、唇が静かに重なりあう。 時折、ひんやりと雪が頬に落ちても、その冷たさが気にならないくらい、温かくて甘いキス…。 どこからか聞こえてくる聖夜の鐘の音に心をときめかせながら… brilliant treeの柔らかいイルミネーションに包まれた私たちは、甘いキスを繰り返していた。 幸せの温度を心地よく感じながら、何度も…。