お店を出た私たちは、大通りを抜けて緩やかな傾斜のある道を歩いていく。 10分ほど経つと、brilliant treeのある場所への入り口が見えてきた。 この辺は街中から少し外れていることもあり、人もだいぶ少ない。 駅前や中央広場のツリー周辺みたいな賑やかさがない分、心臓の音が大きく感じちゃう…。 「由優、ガチガチじゃん。大丈夫か…?」 「うん、緊張してきちゃった…。」 胸元に手をあてながら、少し笑みを浮かべると、理緒が優しく私の頭に手をのせた。