Time girl ~時を越えた少女~






「じゃあ、今日は転校生を紹介するよ~。」


そんな事を言った担任は、
ちゃっかりマイクを持ってる。


どっから持って来たんだよ!!


担任が言った瞬間、男達が騒ぎ出す。


「「「いえーい!!」」」


「「「かわいーよな!?」」」


朝、俺達と登校したから大体は知ってる。


「入ってきて~。」


ガラッ。


そう言って入って来たのは、緊張してる妃依。


担任は、妃依にマイクを渡す。


恥ずかしいのか、妃依の顔は真っ赤。


男共はみんな妃依を見て真っ赤になってる。


「ええっと、その・・・///
 咲山妃依です・・・。
 よろしくお願いします////」

最後にニコッとあの満面の笑みで笑った妃依。


男達は皆妃依の虜。


女達は妃依の容姿の良さに
口がぽかーんと開いてる。


「超かわいくね?コソッ」

「俺彼女にしたい!!」

「「あっ。俺も~。」」

「鷹野達の親戚らしーよ?」

「え。まじかよ・・・。すげーな。」

「なんですの!?あの容姿。
 羨ましいですわ!!」

「本当よ!!」

「美しすぎる!!」



俺は、妃依が皆にあの笑顔を
向けていることが気に食わなく
黒いオーラを出す。


それに気づいた、悠真と莉華は
「「抑えて!!気持ちは確かに分かる・・・。」」