Time girl ~時を越えた少女~






 コンコンッ。



「はい。どうぞ。」


中から聞こえる声。


「失礼します。」


 ガチャ。


中にいたのは超綺麗な人。


「あなたが妃依ちゃんね?
 瑠璃から聞いてるわ。」


真(まさか妃の子供とはね・・・。)


「あっはい。
 これからよろしくお願いしますっ!!」


「そんなかしこまらなくていいのよ。
 私は須藤 真智(スドウ マチ)よ。
 私のことは真智って呼んでね。
 理事長って呼んだら、殺すわよ?ニコッ」


・・・!!怖いです。


その笑顔が怖いんです。


「あっはい・・・。」


「じゃあ、担任呼ぶわね。」


ピンポンパンポーン♪

「時田先生、至急理事長室へ。
 5分以内に来なかったら、
 どうなるか分かってますよね?ウフッ」


・・・怖い!!!