璃緒は部屋から出て行った。 「なあ、瑠璃。 妃依ちゃんは まさかあの扉から来たのか?」 「それしかないでしょ? だって過去から来るのには あれしかないもの。 でも、あの扉は閉められているはずよ?」 「でも、おかしくないか? 妃依ちゃんは街にいたんだろ?」 「それもそうよね・・・。 今すぐ、妃の下へ返すべき?」 「いや、今はやめとこう。 しばらく、楽しんであの2人を見ないか? 俺から雅樹に連絡しとくよ♪」 そんな会話されてるとは知らずに・・・・。