「あ…ごめん」 掴んでいる手をサッと離す (なにしてるんだろ…) 気付けば自然に自分の手が松永へと伸びていた すると松永は黙ってそのまま行ってしまった (はーあ…) ため息をつきながら去っていく松永の背中をじっと見つめた (黙っていっちゃった…) 「やっと見つけたー…」 少し疲れ気味の亜希が人混みの中から姿を見せた