下りていくうちに人もいなくなって 今は周りには遠くから聞こえる鳥の泣き声と松永の足音しか聞こえない (あ…やば…) 「ちょっと松永…止まって…」 「ん?」 そう言うと松永は足を止めた 「…吐くかも」 ここで急に吐き気が襲ってきた 「まじ?」 松永はとっさにあたしを降ろした 「ちょっと松永、あっち行ってて…」 あたしは松永が持っていた自分のバックを袋がないかあさる (もう…なんでよー…) 「んな暇ねぇだーろ、ほら袋!」 手際良く松永はバックからビニール袋を出した