ただ手を握ってもらうだけで自分は一人じゃないと、実感していたのかな… 美和さんも、私も、誰もが…一人より誰か隣にいてほしい その誰かが…隣にいてほしい人が…同じ人だったときは こうやってどちらかが泣いてどちらかが幸せになる方法しかないの…? 「ほい」 美和さんの病室を出た私達は休憩室にいる 私は松永から手渡された飲み物に口をつける 「わっ…まず…!」 「ゴーヤジュース。ここにもあったんだなー」 いつもように松永はニッと笑う (もう…さっきの真面目モードはどうしたのよ…)