「おいおい、ちょっと待て。俺はまだ話を聞いてねぇ」 逃げだそうとするあたしの手をとっさに取った 松永のその顔は真剣な顔をしていた (もう…言うしかない…のか) 「…だからぁ…あ、あたしは松永のことが…好きなのっ…」 その一瞬あたしと松永は目と目を見つめあった 緊張なんてもんじゃない 「…っんだよ。なんだよ…お前は…」 松永は一人つぶやきながら、つばをもち帽子を深く被った (なんか…キレてる…?) 「そんなキレないでよ。人が告白したって言うのに…」