そして何故かあたしの方に来る… 春希はニコッと笑い あたしの肩に手をまわしてきた 「先生!俺、梨辜に案内してほしいです!!」 …は? 「え~、なんで~!」 「あたしたちじゃダメ?」 「ごめんね?俺、梨辜がいい」 何ですと? 「成瀬!藤波がお前がいいと言ってるんだ。引き受けてくれないか?」 ブチっ! あたしの中で何かが切れる音がした。 バンっ! 「もうダメ!!我慢できない」! あたしはそう言うと、 本日3回目にして勢いよく席を立った!