それに応えるようにウチも抱き締める。

そして、雄獅は唇をウチの唇に落とす。

その後に頬、首、胸と下に下に少しずつ唇を落とす。

そしてウチは唇が触れた所々に敏感に反応する。。。



雄獅はウチの反応を面白がる一面喜んでいた。


優しいキスの雨が全身に降り注ぐ。



我慢し切れなくなったウチは

「して?」

という。

雄獅は少し驚くとにこりと笑い
『い〜や!』と悪戯顔でまたキスをする。



もどかしい気持ちを抑えながらキスに反応する。



雄獅は『可愛い。。。』と言うと下に手を伸ばす。



少し指先が触れただけでウチの鼓動は深く早くなる。

そして…

雄獅の指はウチの中へ入ってくる。


「…んっ!!」

恥ずかしい声が部屋中に響き渡る。

『可愛過ぎ。』
とだけ言うと少し指を動かす。

中をいじられてこんなに気持ち良かった事は今までない。

「んっ…も、もっと…激しく…深く頂戴…。」

こんなことを言うのも初めて…自分から求めるのなんて初めて。。。

『仕方ないなぁ。変態なしゅぅかっ!!』

部屋中に響き渡る自分の声、そして意地悪そうな雄獅の顔、ウチを弄ぶような雄獅の指、微かに聞こえる低くて綺麗な雄獅の声。



全てが気持ち良い。



少しずつ激しくなっていく。
深く中をつく指先でおかしくなりそう。



「あっ…んっ…いくっ…。」

『珠夏…いって?』


雄獅の指は激しさを増す。


「あぁっん!!!!」

いってしまった。



指だけでいくなんて…今までには絶対なかった。

だからといってよほど上手いわけでもない。

でも、キモチイイ。