珠夏〜side〜 ウチは、なんとも言えない心地よさに包まれていた。 雄獅。 それだけしか今はもう頭にない。 でも、また雄獅がウチの事を求めてきてくれる日が来るなんて夢にも思わなかった。 横にいた人には悪いケドもう雄獅に触らせない。 あの人だけじゃない。 もう誰にもウチの雄獅を触らせない…触らせたくない。 そんな嫉妬さえも雄獅は愛しく思ってくれる。 そんな雄獅が好きでたまらない。 ありがとう。 これからもよろしく。