「ちょっと…これ、喫煙歴30年のニコ中よりやばいよね…」
4日目に入ると
流石にこれは病院行き?
とゆうくらいの勢いで
全身に痺れが回っていた
高校生がニコ中で病院なんて行けるはずもなく
もう笑うしかないよね
震える手では傘を持つことすらままならなくて
ささないまま
重い足どりで学校へ向かった
学校に着いた頃には
間に合う時間に出たはずなのに
もうとっくに授業は始まっていて
よくよく考えれば
こんななりで教室なんか入れないし
入る気にもなれなかった
あーぁ
水を吸った制服が余計体を重たくさせる
ぎゅうっと自分の体を抱きしめて
ふらふらと壁を支えにしてトイレへと向かった

