「ふわぁぁああ〜…ねむ」



眠たい目を擦りながら足早に向かう先は





屋上。










静まり返った廊下。




自分の足の音だけが響く。





タンッタンッと楽しさを感じさせるリズムで底の浅い上履きが階段を駆け上がった。