大きな爆発音がした。
私‥死んだんだ…。
ズキンッ!
痛い…!
痛い…?
目を開けると、倒れているパペットが居た。
あれ…?
私…。
誰かに抱えられてる。
気になって見上げると
優君が居た。
「気が付きました?間に合ってよかった…」
優君は私に笑って言った。
何で…。
何でよ…!
私は優君の腕から降りてビンタした。
「何で助けたりしたのよ!…あいつを道連れにするつもりだったのに…何で…何で生かしたのよ…!」
優君は頬を抑えて、微笑んだ。
「簡単ですよ。涼風さんに生きていてほしいからです!」
笑顔で優君は言った。
その顔に腹が立って、私は扇子からナイフを出して首に突き付けた。
「何が生きていてほしいよ…。あんたに何がわかるのよ!私は…敦史を殺したあいつに復讐して…敦史の所に行こうと思ってたのに……私をまだ戦わせるの…?
もう疲れたのよ…。
戦いに生きるのも…悪魔を背負って生きるのも…。
私は…死んで…楽になりたいの…!」
涙が溢れ出して止まらなくなった。
久しぶりに泣いた気がする。
私は…やっぱり無理してたんだ…。
「死んで楽になる…そんなこと彼氏さんも望んでないよ。綺麗事だけど…死んじゃった彼氏さんは涼風さんに幸せになってほしかったと思うよ?
だから…俺があいつを始末する…。
そして、また選びましょう?
女の人として幸せに生きるか…
戦い続けるか…。」
優君は私の肩に手を置いた。
「それに…俺だって大切な人達をいっぱい失ってきた。
親代わりの人も…好きな人も…仲間も…。
だから俺もあいつを許せない。
無差別に人を殺すような奴は…俺が殺す。」
拳を握って優君は言った。
