始末屋

「死んだか?あっけねぇなぁ!」



パペットの笑い声が聞こえる。


私‥まだ生きてる‥。



でも‥痛いよ…苦しいよ…。



敦史(あつし)……。


私辛いんだよ…本当は…。


女らしさも…幸せも捨てて…あいつを殺す為だけに生きてきた。


でも…もう疲れたよ…。


会いたいよ…敦史…。


「止めだ。死ね!!」


背中にナイフが刺さる。


「キャアーー…ァー…!」



もう…私…。



―『残念だ。女らしさも捨てて…強くなることだけを望んだお前が…こうも弱いとはな。立たなきゃ死ぬぞ?敵も討たずに野垂れ死ぬか?』―


アイラ…?


そうだよね…どうせ死ぬなら…こいつを道連れに…!


薫ごめんね。


私今から無茶するから…。


「死ね!!」


攻撃を転がって避けて、パペットを蹴り飛ばし、私は手をあげた。



「風魔龍爪剣(ふうまりゅうそうけん)」


両手に風を纏った双剣が出てきた。


「しぶとい女だ。」


「悪いわね。あんた殺さないと…死ねないの…。」


お願い敦史…少しだけ力を貸して…。


私はパペットに斬りかかった。


パペットはナイフで受け止めた。


もう一方の剣で斬りかかると、パペットはしゃがんで斬りかかってきた。


剣の刀身が割れ、鞭のような形状になってナイフを受け止める。



「なっ?!」


そして、もう一方の剣でパペットを捕らえた。


「捕まえたわよ。」


私はパペットの顔面に思いっきり拳を入れた。


パペットは壁まで吹き飛ばされた。


「あんた…手を使わないと死体操れないでしょ?バレバレよ。」


私はパペットに近付いた。


「詰めが…甘いな…。」


私の足下からまた子供の死体が出てきて、私に抱きつく。


「死体は俺の意志で操れるんだよ…!これで…死ね!飢餓大爆殺!!」


爆発する前にパペットに抱きついた。



「なっ…」


「道連れよ…。あんたも…死になさい…。」