無茶すんなよ…か…。
私にそんなこと言えるなんて‥薫も大きくなったわね。
パペットは死体に刺さったナイフを2本取って私に斬りかかってくる。
扇子で受け止めてパペットの顔面を蹴り飛ばした。
「貴様…何であいつを行かした!!」
起き上がって私に怒り叫んだ。
「簡単なことよ。私があなたに用があるから…。それ以外ないでしょ?それに…」
私は扇子を振りかぶって、パペットに向かって振り下ろして鎌鼬(かまいたち)を出した。
風の刃がパペットを襲い、切り刻む。
「遠くに居るからって油断しないことね。私は風を使うんだから。」
パペットはゆらりと立ち上がって私を睨み付ける。
「女ぁ…。死ぬ覚悟ができてるんだな…?
お前は美人だから…魂を抜いても俺の横に置いてやるよ。
俺に恨みがあるんだろ?死んだ後でも屈辱を受けろ。」
パペットはニヤニヤ笑って言う。
「冗談じゃないわ。あんたに飼われるくらいなら薫か優君に飼われた方がよっぽどマシよ!」
パペットが手をあげると、また新しい死体が出てきて、私を捕まえる。
「死ね…。」
「このくらいで死ねないわよ。風陣(ふうじん)。」
真下から風が吹き、死体を吹き飛ばした。
「風よ…交わり龍の牙となり…襲いかかりたまえ‥」
扇子を広げ仕込みナイフを出し、風を集めた。
「牙龍風波(がりゅうふうば)!」
ナイフを風に乗せて、パペットに飛ばした。
しかし、死体がパペットの盾になって防がれた。
「俺ばかり見ていていいのか?」
足がガシッと掴まれた。
足下を見ると、小さな子供の死体3人が私の足を掴み、1人は私の背中に登る。
気が付かなかった‥!
子供が膨らみ、目玉が飛び出してニヤニヤする。
『『『あ~‥。』』』
「飢餓の抱擁」
「なっ…?!」
子供の死体は爆発した。
