始末屋



「君が……パペットの正体…?!」


優は驚いていた。



「そうだよ!僕がパペット。木村 咲人は偽名!君達に近付く為に名乗ってただけだ。」


パペットは俺達を指差して言った。


俺はパペットに向かって剣を構えた。


「死ぬ覚悟はできてんだろうな?桜の名を俺に出したこと後悔させてやるよ。」



「死ぬ覚悟?言っとくけど今までのはお遊びだからね。死ぬのはあんた達だよ!」



ナイフを2本持って俺に向かってくる。


俺は剣を交差させる。


「死神の双剣…短剣(タガー)。」


剣は短剣に変わり、パペットのナイフを受け止めた。


パペットを蹴り飛ばして、斬りかかる。


パペットは避けて、斬りかかってきた。


しゃがんで避けて水面蹴りをして転かした。


そのまま逆立ちしてパペットの後頭部を蹴った。


俺は起き上がった。


「立てよ。まだ終わらせねぇよ。」


パペットはゆっくり立ち上がった。


「いいね~…。さすが死神。」


俺は既に斬りかかっていた。


パペットに当たる刹那、地面から死体が出てきてガードされた。


更に地面から子供の死体が2体出てきて、俺に抱きついた。



「飢餓の包容(きがのほうよう)。」


子供の死体は爆発した。


「ちぃっ…!」


一旦距離を取った。


「地獄の手(じごくのて)。」


地面から手が出てきて、俺の足を掴んだ。

更に、さっきの子供が20人くらい抱きつく。



「終わりだね~!飢餓大爆殺(きがだいばくさつ)!」



ヤバい‥!


子供達は一斉に爆発した。