始末屋

―二朗―



『痛いなぁ~。もう怒った。お前すぐに殺す。』


ギラの体が全て鋼に変わった。



『殺すの楽しい。でも戦いは楽しくない。さっさとギラに殺されろ。』


そう言ってギラは向かってきた。


「そういう訳にはいかないんだよ!」


ギラは俺に殴りかかる。


俺は拳を避け、力を込めてギラの顔面を殴った。



『何も感じない。お前の力はギラに通用しない!』


ギラは俺を睨み、また殴りかかる。


拳を避けて後ろに下がった。



今の力じゃ通用しないか…。


俺は集中し始める。



大地の力と共鳴するように気を練る。


そこから一気に力を解放する!!



「はぁっ!!」


俺は拳を握り、ギラに殴りかかる。


『効かないって言っただろ!!』


ギラも殴りかかる。



拳が合わさり、ギラの拳は力負けして態勢が崩れる。


そこから更に畳み掛けギラを殴り飛ばした。



『お前…何?』


ギラが俺を見て言う。


「人間の体に流れる気の力を利用した。この気の力を解放すれば人は強靭な体を手に入れることができるらしい。お前が俺に殴り飛ばされるのを見ると…間違いではなかったらしいな。」


ゆっくりと息を吐き、力を込めて拳を握った。


「その鋼の体…俺の力で壊してやるよ!!」


俺はギラに殴りかかった。


『お前嫌い。早く死んでくれない。』


ギラは拳を避け、俺に殴りかかってくる。


両手で拳を止めて、ギラの顔面を蹴り飛ばした。



「吠えろ!!大熊!!」


鉄のグローブを合わせ、地面につけた。


炎が巻き上がって熊に変わり、ギラの方に向かう。