始末屋


「これはベイビークラウン。アイラが持つ最強の部下よ。普段は詠唱しても出てこないけど…私がピンチになった時は出てくるようになってるの。

私がピンチになるってことはアイラもピンチになってるってことだからね。この子はアイラにしか従わない。まだ制御できてない力だけど…一か八か賭けてみることにしたの。」



『アイラ程度にこんな力が…?!信じられん!』


バラクアは焦りを見せ始める。


「悪魔は契約し、人間の力を利用して力を上げるってアイラが言ってたわ。あんたは今まで自分の力を過信してただけでしょ?

悪魔が人間を利用するんじゃない。人間が悪魔を利用させてるだけよ。勘違いしないでくれる?ベイビークラウン…アイラの命令よ。あいつと好きなように遊んであげなさい。」


私はベイビークラウンに笑って言った。


『本当に?!僕いっぱい遊んじゃうよ?!』


ベイビークラウンはバラクアに向かっていく。


『ちっ…!来るな!!』


邪風扇を振り、風の刃でベイビークラウンを攻撃した。


あぁ~あ…。
バカなことしたわね。


『痛い~!もう僕許さない!いっぱいいっぱい苦しませるもんね!!』


ナイフを出してバラクアに向かっていく。


『ナイフ程度で!!』


邪風扇を振りかぶった。


すると、邪風扇はバラバラに切り刻まれた。


『なっ…?!』


『キャキャキャキャキャ~!!分解分解!!』


ベイビークラウンは分身してバラクアを切り刻む。


『俺が…死ぬ…?!』


「ベイビークラウンは疾風の動きで相手を翻弄し、死ぬまで追い詰める。そろそろ殺しな…ベイビークラウン。」



『キャキャ!マジックショー!』


ベイビークラウンが手を上げると、バラクアを長い箱に閉じ込めた。


『この剣でね!箱をバラバラにしてもこの人は生きています!』


笑ってベイビークラウンが言う。


「本当に?でも…あんたのマジックショー成功したことないよね?」


私がそう言うと、バラクアが焦ったのか箱がガタガタと揺れる。