始末屋



洞窟に着いて中に入り、奥まで進んだ。



すると、一番奥に繋がる道は闇で閉ざされ、目の前に5個の闇が浮かんでいた。



「何やねんこれ。」


「入れって事じゃないの?」


楓と玲央奈が言う。



『いらっしゃい♪始末屋御一行♪来ると思ってたわ~♪』


デスアビスの声が洞窟に響き渡る。


『あんた達は薫の仲間だもんね~。笑わせてくれるわ。そんなちんけな絆の為に…あんた達は死にに来たんだからね♪』


デスアビスは笑いながら言った。


「…顔出せよ。俺にビビってんのか?」


俺が言うと、デスアビスの笑い声が響く。


『ビビる?私が?違うわよ。貴方達に少し面白い物を見せたくてね~♪だからその面白い物を見た後に私に会えるわよ。簡単よ♪その闇の中に入り、貴方達全員がその中に潜む敵を殺すことができたら…目の前の闇が晴れ…私に会えるわよ。

ただし…1人でも敵に負けて殺された場合。この闇は晴れないし、そこで終わりよ。誰かが助けに行くのも無理だからね。その闇の1つ1つは別次元に繋がってる。入ったら最後…敵を倒さない限りここには戻って来られない。せいぜい楽しみなさい♪私のアトラクションをね♪』


そう言って、デスアビスの声は聞こえなくなった。


「入るしかないね!道を繋がないと!」


優が笑って言った。


「そうね!方法はそれしか無いんだし!」


涼風は伸びをして言う。



「お前達絶対死ぬなよ?俺に迷惑がかかる。」



俺がそう言うと皆が笑った。


「こんな時も素直やないな~!薫はんは!」


楓が笑いながら言う。



「うるせぇ。じゃあ…またな。」


俺達は同時に闇の中に入った。