始末屋

―優―


俺と楓は愛ちゃんの居る三浦の本家に来ていた。



「なっ…!」


「これは酷いな…。」


俺達の眼前には悪魔がウジャウジャ居る光景が広がった。



『人間来たよ!殺してやる!!』


悪魔が俺達に襲いかかる。



俺はシエルを出して悪魔を斬っていく。


「どけ。時間が無い。君達に構ってられないんだよ…ザコが。」


『ギャア!!』


手に炎を纏い、悪魔を消し去った。



愛ちゃんの居場所を特定しないと……。



「ガーディアン・アイ!!」



ガーディアン・アイを発動させ、周囲を見回した。



居た…!!



地下か…!



プツッ…。



目の前から光が消え、真っ暗な闇が広がった。



何…これ…?


歩いてみると、足がもつれて転けてしまった。



『こいつから殺せ!!』


ヤバい…!


どこから…?!



ガキンッ…!





―楓―


優の様子がおかしいのを感じ、陰怒雷を出して悪魔の攻撃を防いだ。



「消えろやボケ!!」


悪魔を斬った。


「優!どないしたんや!」


俺は悪魔と戦いながら聞いた。


「……目が…見えなくなった…。何も見えなくなったんだ。」


優は目を抑えて言う。


「まさか…!お前が使ってた動きを止める技…!1日の制限回数とかあんのか?!」


悪魔を斬りながら俺が優に聞いた。



「ある…。1日…3回まで…。」



こいつは…!


俺が知ってる限り5回くらいは使っとる…。



「お前は…無理しすぎや!ずっとその目が見えんくなったらどうすんねん!」



「ごめん…。でも…愛ちゃんの居場所はわかったよ!!地下の倉庫みたいな所に居る!!」



なら…早く終わらせんとな…。



「優…。耳ふさいどけ。」


俺が言った通りに優は耳をふさいだ。


「下級悪魔が調子乗んなや。この技はなかなか使わへんのやけど…優の為に使ったるわ。


……秋紅龍麗雷(しゅうくりゅうれいらい)」



悪魔の方に陰怒雷を向けた。