ザンッ…!
ザシュッ…!
「「うおぉぉっ!!」」
俺と玲央奈はそれぞれ最後の悪魔を斬った。
「…1000…。」
息を整えながら玲央奈が言った。
俺はタバコに火をつけて菅原の方に向かう。
「俺の…せ…1000の軍勢が…!たった2人に…!さ…SAKURA様…!」
菅原は地面にへたれ込み、後退りする。
「戦闘に置いて1+1は必ずしも2になる訳じゃねぇんだよ。俺達は数は1だが…力はそうじゃない。お前の負けだ。死んでもらうぞ?」
閻魔籠手で菅原の顔面を掴んだ。
「まっ…!待て…!俺は…ただSAKURA様に言われて行動を起こしたんだ…!悪いのは俺じゃない…!それに…殺したのもクズばかりだ…!あんな奴ら居なくなったって…誰も困りはしない…!」
菅原が涙目で俺に言う。
「お前が他人をクズと言える程偉い立場かよ。朋樹を殺して…三浦 英樹や…愛はどう思う?客を殺して…そいつらの家族や恋人はどう思う?
俺達みたいな存在は始末屋だ…運び屋だ…護り屋だと大層聞こえがいいがな…言い換えればただの人殺しだ。
少なくとも俺は残された奴ら全員の重みや恨みや辛さや悲しみを全部背負って仕事してんだよ。
お前は人を殺した。それを誰かのせいにして擦り付けんなよ。殺したのは『お前』だ。その罪は…お前の命で償えや。」
掴んだ拳に力を入れる。
「それと…お前が死ぬ理由がもう1つある。俺の目の前で桜の名を出したことだ。お前程度の人間がその名を口にすることが気に入らねぇ。
伝言係お疲れ様。地獄で鬼と楽しく遊んでろ。」
「や…やめ…!」
菅原の体がバラバラになり、俺は返り血を浴びた。
「あぁ~あ…。高いシャツが台無しだ。」
くわえていたタバコを菅原の死体に捨てた。
