始末屋



俺は悪鬼羅刹で悪魔を斬り倒していく。



すると、玲央奈と背中合わせになった。



「あとどれくらいかわかるか?」


玲央奈に聞いた。


「あと338体。それより…また薫強くなった…ね!」


そう言って俺の後ろから襲いかかる悪魔を斬った。


「離されるのは嫌だ。だから僕も頑張るよ。」


俺は玲央奈の頭を掴んでしゃがませ、玲央奈に襲いかかる悪魔を斬った。


「まだ若いんだから越えるだろ。まぁ、そう簡単には越させないがな!」


背中合わせに戻り、正面に居る悪魔を斬った。


「越えてみせるよ。薫を…!」


悪魔を斬りながら玲央奈が言った。


「絶対に…次は負けないもん!」


俺をしゃがませて攻撃を避けさせ、そのまま背中に手を置いて飛び上がり、空中で悪魔を斬った。


「だからこんな所で死なれても困るからね!」


玲央奈は俺を見て言った。


「死なねぇよ。…首切り紅堕羅。」


闇が広がって形を変え、俺の両手に闇が纏った。


今までの紅堕羅とは違い、真っ赤な籠手に変わり、真ん中に『閻』と刻まれた。


―『首切り紅堕羅…"閻魔籠手(えんまごて)"。地獄の断罪人『閻魔』の力を凝縮した籠手だ。』―



どう使うんだ…?


―『今までお前が戦ったように拳で戦えばいいだけだ。』―



疑問に思いながら悪魔を殴った。


すると、悪魔がバラバラになって消えた。


何もしてねぇのに…。



―『閻魔籠手から繰り出される拳は疾風の速さになる。真空波で相手が斬れたんだよ。面白いのはそれだけじゃないがな。』―


閻の文字が鈍く光り、腕が勝手に動いた。


腕を振りかぶると、大きな剣が浮かび上がった。


悪魔達に向かって振ると、悪魔は斬られていく。



―『閻魔の能力がその籠手で自由に使えるんだ。お前には扱いやすいかもな。』―



あぁ…これは得意分野だな。



閻魔籠手を使って悪魔を倒していった。