始末屋


「死神の黒柩×5。序章…プロローグ。」


玲央奈が両手を悪魔にかざすと、さっきの柩が5個出てきた。


その柩が開くと、大量の死神達が悪魔を捕らえて柩の中に連れ込んだ。



バタンッ…!


「最終章…フィナーレ…。」



柩から斬撃の音がして、血が吹き出た。


玲央奈はその血の雨を浴びる。


「今ので200。残りは…650くらいか…。」



さっきの剣を出し、悪魔を斬り倒していく。



俺も負けてられないな…。



「死神の双剣。」


闇が広がり、形を変えていく。



死神の双剣は漆黒の刃が3方向に付き、卍のような形の剣になっていた。


―『死神の双剣…"悪鬼羅刹(あっきらせつ)"。荒ぶる悪魔の魂を封印した剣だ。その切れ味は紅堕羅を越える。』―


軽い。


幻魔と絶望より軽いのに…切れ味は紅堕羅を越える物か…。



軽く剣を振って向かってくる悪魔を斬った。



すると、軽く斬っただけで悪魔はバラバラになった。


なっ…?!


これは扱いにくい…。


力加減が難しいな…。



―『剣を地面に刺してみろよ。こういう状況なら面白いことになるぞ?』―


言われた通りに地面に刺した。



すると、地面に『卍』のような形が浮かび上がり、周りに円が描かれていく。



―『果てろ。』―


アビルが言うと、そのサークル内に居た悪魔全員がバラバラになって消えた。


―『この剣は殺傷能力だけなら今までの紅堕羅を遥かに越える。』―



確かに…。


これはスゴい剣だな…。