始末屋


―『薫。俺の100%の力が欲しくないか?』―


アビルが言った。


100%か…。


所詮…俺の命は風前の灯だ。


もらおうじゃねぇか。



お前の力を。



―『ハハッ!さすが薫!俺の力を受け取りな!!』―



今まで感じたことのない強い力が俺の中に流れ込む。


これが100%…。


自分が恐ろしく感じるな…。


―『俺様だけが武器を3回変化できる。武器を出してみな。』―



『人間…死ね!!』


悪魔が俺達の方に向かってくる。



「魂喰らいの鎌…。」


目の前に闇が広がって形を変え、禍々しい力を放つ大きな鎌が出てきた。


黒と赤で構成され、鋭くギザギザになった刃が3つ付いていた。


―『魂喰らいの鎌…"無限埋葬(むげんまいそう)"。今まで使ってた物とは…格が違うぞ?』



鎌を握ると、その力が頭の中に流れ込んだ。



「…死ね。愚かな魂よ。」


悪魔を一瞬で斬り倒した。


『後ろが隙だらけだ!!』


後ろから悪魔が爪を立てて襲いかかる。



ガキンッ…!



『キッ…!何だこれ…?』


鎌の刃が伸び、俺を包み込んで攻撃をガードした。


そして残り2つの刃が勝手にその悪魔を斬った。


―『刃は勝手に持ち主を護る。絶対防御だ。そして…攻撃も…』―



鎌を振りかぶった。



「絶望の輪廻!!」



刃に闇を纏い、悪魔に斬りかかった。



鎌の刃が伸び、大量の悪魔を斬った。



―『自由自在。持ち主が望んだ物を確実に斬り、魂を刈り取る。魂を食えば食う程無限埋葬は強くなる。』―



これは…断罪よりも強い…。



魂喰らいの鎌でこのレベルなら…他の武器は一体…。