始末屋

やっぱり…かなりの実力…。


不味い…。
早く倒さないと…玲央奈君が来たら最悪の状況に変わる…。



「雷神刀…陰怒雷…。」


楓は十手をしまい、刀を出した。



あれは…デスアビスと戦った時に出してた刀…。


居合い斬りで斬られたら…落雷に包まれるやつだ。



「時間ないから速攻で決着つけるわ。」


俺は手を広げた。


「魔剣…シエル!!」


辰馬さんが使っていた漆黒の剣を出した。


「俺も…早く決着つけたいと思ってた。ここからは手加減しない。」


蝶ネクタイを外し、ボロボロになったジャケットを脱いだ。


楓は鞘から刀を抜き、斬りかかってくる。


シエルで受け、楓の目を見た。


すると楓の動きが止まり、顔面を蹴り上げて体を斬った。


「グハッ…!何や…今の…?」


楓は俺から距離を取って言った。


「ガーディアン・アイ。目が合った者の動きを3秒止めることができる。」


俺は楓に斬りかかった。


楓は刀を鞘に納めた。


居合い斬りか…!!


動きを止めて、後ろに下がろうとした。


「気付くのが遅いわ。雷爪…一閃!!」



ガキンッ…!!


「何っ…?!」


シエルで刀を受け止めた。


「遅くても平気だ!それより…俺の間合いに入ってるよ?」



楓の胸ぐらを掴み、ガーディアン・アイを発動させた。


「またか…?!」


「シエル…。力を解放して。」


シエルが闇に包まれ、柄に目玉が浮かび上がった。