始末屋



俺達は優の居る方に戻った。



「薫どこ行ってたの??」


優が俺に聞いた。


「2人を気遣ってタバコ吸いに行ってたんだよ。」



俺がそう言うと、2人は顔を赤くした。



わかりやすいな。


すると、会場が暗くなり、前の方にあるスピーチ台にスポットライトが当たる。


そこに三浦 英樹が立つと、会場内が拍手に包まれた。



「本日は私の生誕記念パーティーにお集まり頂き…誠にありがとうございます。」


三浦 英樹が話し始めた。



長い話になりそうだな…。


話を聞きながらそう思っていた。





「It's show time。幕が降りるよ…薫…♪」


後ろから女の声が聞こえ、すぐに振り返った。



何だ今の声…。



ん…?


三浦 英樹の後ろに変な気配を感じた。


その瞬間三浦 英樹の後ろが光始めた。



あれは…?


「すぐにしゃがめ!!!何か来るぞ!!!」


俺はスピーチ台に居る三浦 英樹に叫んだ。



「気付くの遅い。残念でした♪」


さっきの声が聞こえた瞬間……



「ぐぁぁぁっ…!!!」


光の矢が三浦 英樹の腹を貫通した。


会場内は悲鳴に包まれる。



「お父様!!!」


愛がスピーチ台の方に行こうとする。


「動くな!気配がまだ消えてない…。優!愛を見てろ。」


「…薫。何かが会場内を囲んでる。数は100体くらい。」


優が辺りを見回して言った。


「一般客は殺されたくなかったらここから出ろ!!」


俺がそう叫ぶと、地鳴りがして人が動いているのがわかった。




「ギャアッ…!」


「グァッ…!」



何人かやられ始めてるな…。



電気が付くと、悪魔が会場内を埋め尽くしていた。



「これは…。」


まだ人が出きってない。


また悲鳴が聞こえ始め、人の動きが鈍っていく。


「優。俺は三浦 英樹を治す。お前は愛から離れずに、できるだけあいつら片付けろ。」


俺は三浦 英樹の方に向かった。