始末屋

斎藤 慶太は立ち上がって俺の方に来た。



「驚いたな。何だお前は。」



「天使族『ガーディアン』の能力…ガーディアンアイだよ!視力の強化と…俺と目が合った人の動きを3秒止めることができるってわけ。」



斎藤 慶太は手を俺にかざす。


炎が俺の方にきた。


俺はしゃがんで避けて、斎藤 慶太に殴りかかる。



斎藤 慶太に拳が当たる寸前に、目の前から消えて俺の背後に立っていた。



そして、俺を蹴り飛ばした。


「ぐっ…!何今の…」


「遅いな!」


炎の玉が俺の方に向かってくる。



起き上がって避けて、また殴りかかった。


だが、斎藤 慶太はまた背後に立っていた。


蹴ろうとしていたが、俺はすぐに振り向いて蹴りかかる。


また斎藤 慶太は消えて、背中に猛烈な熱さが走った。



「っ熱い!!背中が…!」


すぐにシャツを脱いで、踏んで火を消した。



「いったいどうなってんだよ!」



「それを知る前にお前は死ぬさ。」



斎藤 慶太の腕が炎に包まれた。


ガーディアンの目でもあいつが何してるかわかんないなんて…。



悪魔って本当に厄介。


目の前に居た斎藤 慶太が消えて、俺の目の前に来た。


すぐに腕で防御の体制に入った。


「フレイムクロウ…」


炎の爪が俺の腕を切り裂く。


「熱いっ…!でも…捕まえた!!」


斎藤 慶太の胸ぐらを掴んで地面に叩きつけた。



手応えあり!!




だが、掴んでいたはずの斎藤 慶太は俺の真後ろに居て、炎を纏った剣を振り上げていた。



「死ね。天使よ。」



ヤバい!反応が遅れた…!!










ガキンツ!!



「何やってんだよ…!お前‥!」



魂喰らいの鎌で炎の剣を受け止めていた薫が立っていた。