始末屋



ダンッ!!


ヤクザの事務所のドアを蹴り開けた。


「おや?楓はんやないの。血相変えてどないしたんですか?」


一番奥に座っているスキンヘッドの親父が俺に言った。


俺は両手に持った黒焦げの組員の死体を投げ、白い手袋をした。



「ソードって奴…孤児院に送りつけたのはお前か?」


拳に雷を纏った。


「何のつもりや!!殺してまえ!!」


組長の横に居るパンチパーマの奴が号令をかけると、組員が一斉に殴りかかってくる。


「召雷…地雷蜘蛛…。」


地面から雷が出て、組員を黒焦げにした。


「ひっ…ひぃっ!」


パンチパーマの奴の顔面を掴んで睨み付けた。


「邪魔や…。死ね。」


雷を出して黒焦げにした。


「これは何のマネですか?」


俺は机を踏んで半分に割った。


「お前は俺に質問する立場やないねん。黙って俺の質問にだけ答えろ。ソードって奴を送りつけたのはお前かって聞いとるんや。2秒で答えな…消し炭にするで?」


雷を出して言った。


「何のことや。わいはそんなこと知りませ…?!」


俺は顔面を掴んだ。


「そうか…。なら死ね。」



雷を出して組長を黒焦げにして、その場を去った。




―――――――――――


―次の事務所―


「雷神刀…陰怒雷…。」


雷が刀を形成し、それを掴んで刀を抜いた。


「なっ…何のマネや…!こんなことして…この辺で仕事できる思うてんのか!?」


銃を構えてオールバックの組長が俺に言った。


「もうどうでもえぇ。全部いらん。お前は質問に答えることだけ考えろ。ソードって奴を送りつけたのはお前か?」


刀を突き付けて言った。


組長も銃を突き付ける。


「知らんわ…そんな奴…。」


俺は鞘を組長の腹に当てて後ろを向いた。


「ならえぇ…」


そう言って歩き始めた。


「雷龍昇天(らいりゅうしょうてん)。」


刀を鞘に納めると、組長の口から雷の龍が出てきた。


「あんたの罪を憎めや。」