俺は裏路地を走って斎藤 慶太を探していた。
どこに行ったんだろう。
俺の目で捉えられなかったってことは本当に消えたか‥
それとも…何か別の力を使ったか。
まさか契約者なんかじゃないよね…。
―『有り得ないことはないわ。』―
ガーディアンが俺に言う。
―『私が授けた目が捉えられないてことは…悪魔の能力と考えるのが妥当よ?』―
「わかってるよ!ガーディアン…使うよ!」
―『わかったわ。今日は残り2回ね。』―
俺は止まって目を閉じた。
「ガーディアンアイ解放。」
目を開けると、視界はビルをすり抜けて、更に人の範囲を超えた視力になった。
どこだ。
制限時間は3分‥。
それ以内に見つけないと…。
辺りを見回して斎藤 慶太を探す。
居た!!
女の人を追い詰めている斎藤 慶太を見つけた。
ここから少し離れた所。
急がないと…!
俺は斎藤 慶太の居る場所まで走り出した。
斎藤 慶太が見えた。
手を挙げると、炎が出た。
ガーディアン…使うよ!
―『はいはい。残り1回よ。』―
「ガーディアンアイ解放。斎藤 慶太ぁ!!!!」
俺がそう言うと、斎藤 慶太は振り向く。
すると、斎藤 慶太の動きが止まった。
俺は斎藤 慶太の顔面を蹴り飛ばした。
「大丈夫?」
女の人にそう言うと、泣きながら俺に抱きついた。
「怖かったね。もう大丈夫だから!早く表に出た方がいい。」
そう言って女の人を帰した。
