もうどれくらい経つだろうか… 猫のように死に場所をフラフラと求め歩き始めてから……。 気が付けばこんな奴らと行動を共にして 気が付けば『生』にしがみつくようになっていた。 覚悟はできていたはずだった。 だが 心残りはまだ山のようにある。 その中でも強く光るのは お前との日々。 やはり俺は… あの場所に帰るしかないのか…。 あの血の匂いがする‥荒廃した町へと…。 第7章~裏扇杜最強の男始末~