―理恵―
それからしばらくして2人の女の子は帰っていった。
2人共可愛らしい子だったな~。
私のこと手伝ってくれた子は今時の子とは違って気遣いとかできてたし、もう1人の子は恥ずかしがりやで可愛いらしい子だったな。
多分薫のこと好きなのね。
ていうか…また渡すタイミング無くなっちゃった~…。
でも…変に悩むからダメなんだよ。
時間過ぎていって結局誰か来るから、今度は私もついでに作戦でいこう!
今なら自然ね…むしろ今しかない!
「あの『コンコンッ。』
また誰か…。
こいつらモテすぎじゃない?!
「何だ?今日は客が多いな~…。」
薫が言った。
多いわね…。もうわかってるわよ。
また誰かがチョコ渡しに来たんでしょ?
一体いつになったら私は渡せるの~!!
「は~い!」
優がドアを開けると、可愛らしい女の子が立っていた。
ん?あれって…。
「「愛ちゃん?」」
優と声がハモってしまった。
「えっ…?理恵さん?なっ…なな何でここに?」
愛ちゃんが慌てて私に聞いた。
薫と優は私達を見ていた。
「私は…一応ここのマネージャー業をしてるから。愛ちゃんは?」
そう聞くと、愛ちゃんは優を見てポ~っとした顔になった。
優に用事?でも愛ちゃんが何で?
「…優。2人きりになって話してこいよ。今日は依頼も無いし、俺も外出ないから。」
薫がタバコに火をつけて言った。
「えっ…?あぁ…そっ…そうだね…!愛ちゃん…大丈夫…?」
優が愛ちゃんに聞いた。
「はっ…はい!優と居たら…ボディーガードの人も納得するだろうし…優さえよければ…」
愛ちゃんはモジモジして言う。
「決まりだな。行ってこい。」
薫はニヤニヤして優に言った。
「うん…!じゃあ…愛ちゃん行こうか…!」
「はい…!あっ…理恵さん!またお会いしましょう!」
愛ちゃんは私にお辞儀して優と外に出て行った。
