始末屋

―SAKURA―


ボロボロになった体を再生させ、ラミエルを見た。


いい目だわ。
生気を感じる目…勝つと確信している目…。


私の好きな目。


「何をしているの!!隙だらけよ!!」


ラミエルは雷を飛ばす。


私は避けてラミエルの方に向かった。


腕の動きを見てみると雷を操っているのがわかった。


『魂喰らいの鎌…赤死天魔(せきしてんま)。』


真っ赤な細い鎌を出して雷を受け止め、ラミエルに斬りかかる。


ラミエルは後ろに下がって攻撃を避けていく。


『どうしたの?逃げてばかりね!そんなんじゃ…』


鎌による攻撃に夢中になっているラミエルの足元を蹴って転かし、鎌を振り上げた。


『私の欲は満たされないわ!!』


鎌を降り下ろすとラミエルは転がって避け、私に殴りかかってきた。


拳を受け止め顔面を殴った。


『さぁ、どうするの?』


ラミエルは不適な笑みを浮かべ、人差し指を動かした。


すると、真下から雷が出てきて私を包み込むように捕らえた。


『痛い痛い。』


「まだまだ!!再生できないくらいにバラバラにする!!」


ラミエルの周りに雷でできた槍が浮かび上がり、それを私に向かって投げた。


雷の槍は私の体に突き刺さり、体から血が流れ出る感触がした。


「ライトニングアックス!!」


手から雷でできた斧を掲げ、飛び上がって私に斬りかかる。


『私を守りなさい。血結晶(ちけっしょう)。』


流れた血が針に変わり、飛び上がっているラミエルの腹に突き刺さった。


「なっ…?!」


ラミエルはその場に落ちて倒れた。



『実力は中の下ね。最初はおもしろかったけど追い詰め方がナンセンスだわ。私を殺すつもりなら…反撃できないくらい攻撃を浴びせないと無駄よ?』


私がそう言うと、ラミエルは後ろに下がって構えた。



まだまだやる気ね。


おもしろいじゃない。