始末屋



力を入れて、右足だけ抜け出せた。


そして右足でサリエルの顔面をおもいきり蹴った。



『グァッ!目が…!』


拘束が解かれ、サリエルの頭を掴んでこっちを向かせた。


サリエルの目が泳ぎ出す。


僕はサリエルの顔面を地面に叩きつけた。


「何で壊した…?まぁ、答える必要もない。お前には…苦痛を伴う死を与えよう。一瞬で死ねると思うなよ?」


左目を開き、幻魔眼を発動させた。


『ひっ…!ひぃっ…!うわぁ…消えない…!!消えない…!!』


転がってのたうち回るサリエル。


サリエルが見ているのは、消えることなき黒い炎。


「お前はしてはいけないことをしてしまった。罪は償わないとね…大天使。」


『許して…!もう許してくれ…!体が…燃えていく…!』


僕を見上げてサリエルは懇願した。


それを見てクスクスと笑う。


「心配ないよ?燃え尽きることはない。まだまだ苦しんでもらわなくちゃ。」


ズプ…。


『ギャア~~~!!!!』


サリエルの目に指を入れた。


グチュグチュ…ブツッ…グシュッ…!。


目玉を指で出して握り潰した。


『はっ…!も…許し…』


「この痛みは現実…今降りかかる痛みだ。」


その後も2個…3個と目玉を握り潰していく。


気絶しかけているサリエルを殴って起こした。



『…も……やめ……』


「ふざけるな化け物。お前に拒否権なんかないよ。」


残り少ない目玉をこっちに向かせ、更にとびっきりの幻を見せた。


『…なん…だ…。食べ…ないで…!俺様は大天使サリエル…だぞ…!嫌だ…!死にたくない…!死にたく…ない…!』


サリエルが見ているのは、今までに殺してきた人達が丁度よい焼き加減になったサリエルの体を食べていくという幻だった。


しばらくすると開いた口は塞がることなく、瞬きもしなくなった。


「死を支配するなら…己が死を知るべきだろ?僕にお礼を言いなよ…サリエル。」


サリエルの体を腕の鎌でバラバラに切り刻んだ。