始末屋

―SAKURA―


ザシュッ!!


ビチャッ…!


『たまんないわ~!この血がかかる瞬間…しかも死なずに向かってくる。』


鎌を振り上げ、向かってくる人の腹を浅く斬った。


『フフフッ…!アハハハハ…!』


笑いが止まらない!


協会の連中もやるわね~…。
こんな素晴らしい玩具を開発するなんて。


人の命を重んずる天使も…だいぶ落ちたものね~!


「そこまでにしときなさい。今度は私が相手してあげる。」


声がする方に顔を向けると、金髪で二つ結びをした女の子が居た。


「年端もいかない少女の体を乗っ取って…罪の重さを知りなさい!!」


女の子は雷をこちらに向かって飛ばす。


私はそれを掻い潜って女の子の目の前に行った。


そして女の子の顔を掴み、地面に叩きつけた。


『ごめんなさい。私加減を知らないから。』


「ライトニングレイン!!」


私の体に雷で形成されたナイフが全身に刺さった。



「我…雷を司る大天使ラミエル。汚れた魂を…我が雷で焼き焦がす役目なり。」



私が立ち上がると、ラミエルは驚いていた。



『痛いじゃない…。こんなに刺してくれちゃって…。』


体を再生させ、鎌を振り上げた。


降り下ろすと、ラミエルは鎌を避けて私に殴りかかる。


拳を受け止め、ラミエルを空中に投げた。


『ブラックストーム。竜巻の中で死になさい。』


ラミエルは竜巻に飲み込まれた。


つまんないわ…大天使…。



バチィッ!!


私の体に雷が当たった。


「私を舐めるな!!!」


ラミエルは竜巻の中から雷を飛ばす。


『こんな物…。』


雷を避けるが、また電流が体に流れた。


追尾しているの…?


竜巻が止み、ラミエルは少し笑って私に手をかざしていた。




オモシロイ コノ ムスメ ドウイウコロシカタニシヨウカシラ…。