「……ってこと。」
なるほど…。
操られてるってことか。
骸懺悔を押して2人を引き離し、鎖を回して鎌を投げつけた。
2人はしゃがんで避ける。
俺は楓の方に向かい、首の後ろをチョップして気絶させた。
「あとはお前だ。ブラックストーム!」
風の刃が優に襲いかかる。
怯んだのを見て一瞬で優の目の前に行き、顎をおもいきり殴って気絶させた。
「薫…強くなったわね~。」
涼風が感心して言う。
タバコをくわえて火をつけた。
「どうせお前がかなり疲れさせてたんだろ?優の反応がいつもより遅かったしな。」
「まぁね。お陰でこっちは充電切れかけよ。薫は?」
煙を吐いて相手の方を見た。
「万全じゃないのは確かだよ。俺だけあんな場所に飛ばされて…ここ来るまでに結構力使ったからな…。
まぁ、俺が相手するから休んでろ。今のお前よりかはマシだ。」
そう言うと涼風は笑った。
「言うようになったわね~!じゃあ…見せてもらおうかしら?薫の力を。」
言ってろ。
敵は3人…。
考えて力使わないと…俺も涼風も死ぬことになるな。
「誰でもいいからさっさと来い!早く終わらせて帰りたいんだよ。」
俺が言うと、涼風が言っていたミカエルがこちらに向かってきた。
「初めまして。私は大天使ミカエル。炎を司る者です。 私達も暇じゃありませんので…僭越(せんえつ)ながらこの私が相手をしましょう。」
「魂喰らいの鎌…骸懺悔。」
闇の中から骸懺悔を出し、鎖を回した。
「さっさと死んでくれよ?俺も暇じゃないんだよ!」
ミカエルに向かって鎌を投げた。
ミカエルは鎌を避け、鎖を掴んで俺を引き寄せた。
こいつ…力強いな…。
俺の腹を膝で蹴り、左の拳で顔面を殴って右の拳で顔面を殴り飛ばした。
「ちっ…!」
口に溜まった血を吐いて、ミカエルに斬りかかった。
「誘惑炎(ゆうわくえん)。」
フワッ…。
甘い香り?
