俺達は赤坂邸に着いて、様子をうかがっていた。


「やっぱり居るね~…門番さん。」


優が門の前に立っている2人のスーツ姿の男を見て言った。


「居ない方がおかしいだろ。さっさと行くぞ。」


俺はそう言って門の方に歩き始めた。


「いいの?作戦とか立てなくて。」


「たまには派手にやるのもいいだろ?」


俺がそう言うと優は笑った。


「確かに。俺にはそっちの方が向いてるし!」



門に近づくと、男に止められた。



「何の用だ。」


男は俺に聞く。


「中に用がある。護り屋って奴に会いたくてな。」


「貴様何者だ?」


俺は男の顔面を掴み、壁に叩きつけた。


「始末屋だよ。売られた喧嘩を買いにきただけだ。」


蹴って門を開けると、同じ格好をした奴らが集まってきた。



「20人は居るね。」


優が辺りを見回して言った。


「肩慣らしには丁度いいだろ。」


悪魔の腕にして鎌を生やした。



男達は一斉に向かってきた。


前から殴りかかってくる男を斬って、横の奴も斬った。


後ろからくる奴を蹴り飛ばし、すぐに振り返って前の奴を斬った。


横から向かってくる奴の胸ぐらを掴み、腹に手を置いた。


「ブラックインパクト。」


衝撃波で相手は力なく倒れる。



そいつを掴んで後ろから殴りかかってくる奴の拳を受け止め、掴んでる奴ごと蹴り飛ばした。


横から殴りかかってくる奴の拳を避けて、首を掴んで持ち上げた。


そのまま地面に叩きつけて背中を踏み、そのまま踏んでる足を軸にして回り、後ろに居る奴を蹴り飛ばした。



前から2人同時に殴りかかってくる。


攻撃を難なく避けて、鎌で斬った。