「あと1つ聞いていいか?」
「何?」
「お前と戦ってた時、火の拳と氷の拳が出てたが…あれが魔具か?」
俺がそう聞くと、和志は両腕につけていたシルバーのブレスレットを外した。
「これが魔具。火の悪魔と氷の悪魔の力をこの中に封印してある。」
そんなことができるのか…。
「お前と戦う前に…同じような力を使う奴らが居た。それはお前が?」
俺が聞くと、和志は笑った。
「商売だからね~。魔具の噂を知るごく少数には売ったよ。」
あいつら…やっぱり契約者じゃなかったんだ…。
魔具の扱いに長けているだけか。
「気になる奴らでも居た?」
「あぁ…。護り屋に同じようなの使ってた奴らが居たから気になってただけだ。」
俺はタバコを灰皿に押し当てて消した。
「そいつら結構手強いよ‥。気をつけた方がいいね!」
和志は心配して言ってくれた。
「多分大丈夫だ。今は…負けることなんか考えれない。また来るな。」
そう言って、店を出た。
