始末屋

和志は一瞬で俺の目の前に来て、顔面に殴りかかってきた。


拳を受け止め、腹を思いっきり殴った。


「効かないね~」


腹を殴った拳を掴んで引っ張られ、膝で腹を蹴られ、そのまま投げられた。



「危ないよ?」


すぐに起き上がって、横に転がって避けた。



な…何だこれ…。


地面が割れてる。


和志を見ると、足に大きな鎌がついていた。



足を振り上げ、空を蹴る。


すると、鎌から黒い斬撃が出てきた。



俺はまた転がって避けた。


頼む……。


……出てくれよ……。



「魂喰らいの鎌!!」


手元に闇ができ、その中に手を入れ、鎌を引っ張り出した。



出た!


俺は鎌を振りかぶって和志に斬りかかった。


和志は避けて足の鎌で斬りかかる。


鎌で受け止めて、和志の腹に手を当てた。


「ブラックインパクト!」


衝撃波で和志を吹き飛ばす。


和志は踏み止まり、俺に蹴りかかってくる。



集中しろ…。


全神経を研ぎ澄まして……この圧倒的な存在を噛み殺せ…!!



俺はジャンプして鎌に乗り、鎌を振りかぶって斬りかかる。



「期待しちゃダメだよ。」



ボコォッ…!!


何かに殴り飛ばされた。


「グハッ…!」


和志を見ると、赤く燃え上がる大きな拳と、凍りついた大きな拳が浮かび上がっていた。


「すごいね。その目標に対する執念…それが薫君の強さか…。でも、それは君だけの力だ。悪魔は力を貸してない。君の強さはそこまでだ。」



俺は鎌をしっかり握って、和志に斬りかかる。



氷の大きな腕で受け止められた。



ピキキッ…!パキィッ……!



「なっ…!」


「言ったろ?君じゃ無理だ…。これ以上やる?それとも…ここで殺されるか?」



魂喰らいの鎌は凍りついて握り潰された。


俺は後ろに下がって距離を取った。