始末屋


俺は手を合わせて地面に手をつけた。


「デスニードル!」


針の山が和志に襲いかかる。


「効かないよ。」


和志は蹴って針を壊した。


俺はその足に乗って、顔面を蹴り飛ばした。



「なるほど…技を応用してそんな攻撃を…。頭がいいみたいだ。」


口についた血を拭いて言う。


俺はその間に大きく息を吸い込む。


「ブラックフレア!」


口から黒い炎を出した。



そして後ろに回り込み、和志を殴り飛ばした。



いける!


このまま一気に…


和志は一瞬で俺の目の前に来ていた。


「甘いね。」


顔を掴まれ、地面に叩きつけられた。


「1回見ればパターンはわかるよ。さて…そろそろ俺も…悪魔の力を使わせてもらおうかな。」



な…何…?


悪魔の力を一切使わずにこの力…?



和志は俺から離れる。



何がくるんだ…。


俺はジリジリと後ろに下がる。


「そこでいい?もっと離れた方がいいかもよ?」


「はぁ?」



その時、顔面を殴られた。


えっ…?


和志はさっきの場所に居る。



だが、その後も顔面や腹を攻撃され続けた。



「ぐぅっ…!」



攻撃から解放され、俺は地面に膝をついた。



ヒットアンドアウェイ…か…。


ものすごい早さで俺を殴り、元の場所に戻ったんだ。



「実力の差がわかった?もう諦めな。」


和志は笑って言った。


「諦めてたまるか…。俺は強くならなきゃいけないんだ。」


口に溜まった血を吐き出して、和志に向かって構えた。


「うん。若いって素晴らしいね~!まぁ…せいぜい死なないように気をつけろよ?」


さすが…。
すごい殺気だ。