俺はナイフを避けていく。
ナイフが顔面にきて、腕の鎌で受け止めた。
「弱い人をバンバン殺す奴にフェア精神なんてあると思わなかったよ。」
優は真面目な顔をして言う。
「悪いな。弱い人殺すのが俺の仕事なんでね。」
俺は腕に力を入れて、優を押した。
そのまま鎌で優に斬りかかった。
優はナイフで受け止め、もう一方のナイフで斬りかかる。
俺はそれを鎌で受け止めた。
「弱い人だって…あんたと一緒で生きてるんだ…。それをあんたが摘み取る程…あんたは偉いのか?」
「こんな所でしょうもないガキの溜まり場作って…猿山の大将気取りのお前が…人の仕事にどうこう言う程…偉い立場か?」
俺達は押して離れた。
俺は腕を振りかぶる。
優も俺に手を向けた。
「ブラックスライサー!!」
黒い斬撃が優に襲いかかる。
「フラッシュナイフ!!」
光るナイフを10本出して、それを投げて斬撃を相殺させた。
「この裏扇杜には抑止力が無い…。力が無ければ殺される。小さな子供も…女の人も…見境なくだ!!
誰かがそれを抑えなくちゃいけない。
だから俺は負けられない。
皆がこんな俺を慕ってくれる限り!」
優はナイフを俺に向けて言った。
「確かに秩序なんて無いだろうな。だが…お前がその抑止力になって何が変わった?
俺はここに初めて来た時…ヤクザに襲われている親子を見た。
お前のいう抑止力という名の正義は…お前の周りだけが助かればいいのか?
だからお前は猿山の大将なんだよ!!」
優はナイフを俺に投げつける。
俺は避けて、優に殴りかかった。
優はそれを避けて俺の顔面を殴る。
俺はふらつきながら、優の顎にアッパーをくらわせた。
優は俺の胸ぐらを掴み、頭突きをしてきた。
俺も力を入れて頭突きをした。
