この日は廃ビルの中に寝ていた。
さすがに歩き疲れたからか、すぐに寝てしまっていた。
だが……
ん……?
大勢の人が迫ってくるのを感じて目が覚めた。
何だ?
俺は毛布代わりにしていたコートを着て立ち上がった。
「ここです!」
「あぁ…。」
昼間の男とスーツを着ている男が20人くらいのヤクザが来ていた。
「やれ…。」
スーツの男がそう言うと、ヤクザが一斉に俺に襲いかかった。
「はぁ…。人が寝てるのに。」
悪魔の腕にして鎌を生やした。
俺はヤクザの攻撃を避けていく。
そのまま腕を振りかぶり、一気にヤクザを5人斬った。
後ろから襲いかかるヤクザを蹴り飛ばした。
手を合わせて地面に手をつけた。
「デスニードル!」
針の山がヤクザに襲いかかり、10人刺し殺した。
残りはそれを見た途端に逃げ出した。
「あとはお前だけだ。」
俺はスーツの男の方に向かった。
パチパチパチパチ…。
男はいきなり拍手をし始めた。
「素晴らしい力だ!君のような存在を待っていたんだ。」
笑って言う男。
俺は悪魔の腕を元に戻した。
「何の用だ。」
「単刀直入に言う。私の手足になってくれないか?」
手足?
「どういうことだ。」
俺はタバコを出してくわえた。
すると、男は金のライターで俺のタバコに火をつける。
「私はこの裏扇杜で確固たる地位を築きたい。まぁ‥話は他でしようか。」
俺は男について行った。
